年末年始に、家族3人で韓国旅行にいってきた。日程は5泊6日。
台湾は6回くらい行ってるけど韓国は初めて。
まだ韓国にいったことがない人向けに情報をまとめてみる。
(サラリーマン夫、主婦、小5男の子の3人構成。韓国語能力ゼロ。英語は中学単語のみ。)
Contents
旅程
29日夜 成田空港から仁川空港へ(エチオピア航空 アディスアベバ/ソウル行き)
30日未明 仁川空港から宿泊先の雲西へ移動しチェックイン
30日 雲西周辺散策
31日 ソウル周辺観光(明洞、南大門、ソウル駅ロッテマート)
1日 ソウル周辺観光(東大門、広蔵市場、ノースフェイス)
2日 弘大周辺観光(雑貨屋、ローカル食堂でスンドゥブチゲとビビンバ)
3日 帰国
言葉通じる?
韓国のお店の人、日本語まったくできません。(日本人が韓国語いっさいしゃべれないのと一緒)
スーパーやコンビニ、露店などであれば、はっきりいって一言も会話しなくても買い物できるので困らないかもしれないが、ホテルやレストランではなにかしらの会話が必要になるので、英単語のボキャブラリーがないと苦戦する。
ホテルなどの観光客向けの仕事の人はあたりまえに英語ができるし、コンビニの店員やレストランの店員は若い人がレジ打ちしてる場合が多いのでかんたんな英語のやりとりが可能。
レストランの店員でも40代以上の人だったりローカル食堂のおばさんだと英語もダメ。
ジェスチャーで半分くらい伝わるが、すこしだけ込み入ったやりとりをしようとするとお互いに通じなくて結局あきらめた。
通貨や支払いの問題は?
クレジットカードは普通に使えた
渡韓まえにネット検索したら「クレジットカードにより使えない場合がある」とか「クレジットカード会社に海外で利用できるように申請が必要な場合がある」
とかでてきたんだけど、自分の行った先はすべて普通に使えた。
コンビニ、スーパーマーケット、ファストフード店、レストラン。 逆に海外で対応してないクレジットカードってどんなのかなって感じだった。
とはいえ現金は必要です
一部、現金のみの場合があった。
ひとつは、交通ICカードのTmoneyのチャージ。カード自体の購入はコンビニでクレジットカードで買えるんだけど、おなじくコンビニで「チャージおねがいします」っていったら「チャージは現金のみです」っていわれた。(若い店員さんだったので「Only Cash.」って英語で言ってくれたので理解できた)
ふたつめは、あきらかにクレジットカードの読み取り機械を置いてなさそうな古い店舗。あとは路上販売系や市場。
なのでとりあえず1万円、駅の近くの換金屋で円をウォンに換金した。今のレートでだいたいどの店舗でも10%引かれた。
1万円だと9万ウォン(日本円の価値だと9千円分)が交換で渡される。
現金とクレジットカードでどっちで払うのが得?問題
渡航前にネットでしらべたときは「クレジットカード払いがお得」ってよくみたけど、帰ってきて実際にクレジットカード会社の請求をみたら
たとえば1,000円分の韓国での使用に対して、請求額は1,150円くらいだった。
ということは現金の換金率がほぼ10%引きなので、現金払いのほうがお得といえる。
もしかしたらクレジットカードの種類にもよるのかもしれない。
まあそこまで大きな差ではないので、何万円も持ち歩くリスクと天秤にしたときに、クレジットカードでいいのかもしれない。
物価
自分の感覚では日本と同じか少し高め。
たとえばスーパーで、コカコーラ500mlが1,980w(≒198円) 。板チョコが1,920w(≒192円)。バナナが1房3,500w(≒350円)
初めての渡韓だったので、ここ最近の物価上昇なのかは不明。
電車やバスははじめてでも利用できる?
電車
電車は先にも書いたけど我らはTmoneyカードを購入して使用。
カードの購入自体に安いカードで300円かかるので、1回の往復だけであれば現金で切符を買ってもいいのかもしれないけど、
4日間となるとその都度(乗り換えがあればそこでも)切符を買うのは時間がもったいないのでICカードを選択。
ネットで検索するとTmoneyカードのほかにWowpassのほうがお勧めが多い気がしたけど、Tmoneyで十分だった。
(wowpassはアプリで残高が確認できるのが便利そう)
バス
バスも2回利用。バスもTmoneyで大丈夫。
地下鉄もバスも2km弱の移動が1人140円程度でできたので、頑張れば歩ける距離でも地下鉄やバスを使った。
交通費に関しては日本よりも割安に感じた。
韓国でよかったこと
近い!
わかってはいたけど近い!
飛行機で2時間。機内食もあったせいか、ご飯食べてすこし一服したくらいで離陸準備が始まるので機内で退屈する暇がない。
値段が計算しやすい!
韓国はウォン(w)だけど、今のレートで 1,000w ≒ 100円 。
もし値札が 12,500w と書いてあれば 10分の1にすればいいだけなので、「1,250円くらいだな」と計算しなくてもすぐわかる。
これが一番感激した。
(着いたばかりのころ 値札の 「10,000w」 が 「1,000(笑)」って心の中で何回か空見した)
ホテルのひとが優しかった
今回2か所のホテルに泊まったけど、どちらも受付が優しかった。
こちらが韓国語はまったくできず、英語も中学英単語のみだったのに関わらず、笑顔でわかりやすい英単語を選んでコミュニケーションしてくれた。
韓国でいまいちだったこと
あくまでも自分が行ったときにたまたま経験したことという前提で、
ひとつめは、電車内の電子公告で、あそこの島のことを流してた。
ふたつめは、電車が混んできて子供が入口にいたのに子供に視線をまったくおくらずギュウギュウと詰めてきた。
あとソウル駅内で人と行き交うとき、向こうからくる人がまったく速度をおとさず自分の進路を譲らない強い意志を発してる人が多々いた。
日本でもあることかもしれないが少しの躊躇もないのが違和感だった。
結果、楽しめた
看板は全部ハングルだし、あたりまえだけど町中みんな韓国語飛び交ってるし、こんなに近いのに外国感は十分感じれた。
自分と接した人は皆 優しく対応してくれた。
いくつかの店では表情が固いままの人もいたが、おそらくこちらもそうだったろう。
言葉が通じないのは不便だか、逆に自分はそれがエキサイティングだった。
以上、こんなかんじで、まだ韓国に行ったことがない人に少し参考になっただろうか。